「bpy」とは、PythonからBlenderの機能を呼び出すことができるBlender Python APIのことです。Blenderはオープンソースの3Dアニメーションソフトウェアであり、「bpy」を使うことでBlenderの様々な機能をPythonスクリプトから呼び出して利用することができます。本記事では、「bpy」を用いたオブジェクトのビジビリティ情報を取得する方法を紹介します。
# hide_selectプロパティによるオブジェクトのビジビリティ情報(select)の取得
"Object".hide_select
# hide_viewportプロパティによるオブジェクトのビジビリティ情報(viewport)の取得
"Object".hide_viewport
# hide_renderプロパティによるオブジェクトのビジビリティ情報(render)の取得
"Object".hide_render
下記の様な内容で悩んでいる/困っている場合に使える方法を参考までにご共有させて頂きます。
・Blender上で、どの様にPythonを使うの?
・Blender上のPythonで、どの様にオブジェクトのビジビリティ情報を取得するの?
また、「bpy」を使用する上で基礎的な情報は下記の記事で紹介しております。
他の「bpy」のクラスや関数について気になる方はこちらの記事をご覧ください。
目次
hide_selectプロパティ/hide_viewportプロパティ/hide_renderプロパティによるオブジェクトのビジビリティ情報の取得
“Object”.hide_selectプロパティの基本構文
"Object".hide_select
→ Object.hide_select: bool
“Object”.hide_viewportプロパティの基本構文
"Object".hide_viewport
→ Object.hide_viewport: bool
“Object”.hide_renderプロパティの基本構文
"Object".hide_render
→ Object.hide_render: bool
“Object”.hide_selectプロパティ/”Object”.hide_viewportプロパティ/”Object”.hide_renderプロパティの使い方
import bpy
CubeObject = bpy.data.objects["Cube"]
CubeSelectable = CubeObject.hide_select
CubeShowInViewports = CubeObject.hide_viewport
CubeShowInRenders = CubeObject.hide_render
print(f"Cube (Selectable): {CubeSelectable} {type(CubeSelectable)}")
print(f"Cube (ShowInViewports): {CubeShowInViewports} {type(CubeShowInViewports)}")
print(f"Cube (ShowInRenders): {CubeShowInRenders} {type(CubeShowInRenders)}")
Cube (Selectable): False <class 'bool'>
Cube (ShowInViewports): False <class 'bool'>
Cube (ShowInRenders): False <class 'bool'>
まとめ
「bpy」(Blender Python API)は、Pythonを使ったBlenderの開発に非常に役立ちます。この記事では、オブジェクトのビジビリティ情報を取得する方法を紹介しました。ぜひ活用してみてください。
関連検索ワード
How to get visibility of object data?
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