こちらの記事は、初心者にも分かりやすいチュートリアル動画を「YouTube」に投稿してくださっている「3D Bibi」さんの「【Blender チュートリアル】ゴールポールを作ろう!|初心者向けモデリング」という動画において教えて下さっているキーポイントを簡単にまとめたものとなっております。あくまで私自身がBlenderの手順や機能を見返すための備忘録的な記事ではございますが、参考までにご共有させて頂きます。
チュートリアル動画
今回のターゲット
- モデル:ゴールポール
- レンダリング:Cycles
作成手順
レンガのモデル作成
まず、レンガのモデルを作成する。以下の手順に従って作成していく。
- Blenderを起動し、新しいファイルを作成する。
- デフォルトのシーンに含まれるキューブモデルを選択した状態で編集モードへ切り替え、面をすべて選択し、キューブを元のキューブの横に複製する。(この方法を使用した場合、アウトライナーを確認して頂くと分かるように、オブジェクトやメッシュの個数が追加されるのではなく、メッシュ自身に編集を加えている事になる。)
・「オブジェクトモード」から「編集モード」への切り替え:「Tab」
・面の全選択:「面選択モード」の状態で「A」
・キューブの複製:「Shift」+「D」 *個人設定 → MoveX:2.5 - 複製したキューブのサイズを「S」→「X」で拡大させる。
・オブジェクトの拡大:「S」→「X」 *個人設定 → ScaleX:1.5 - モデルの角を取るためにベベルを行う。
・ベベル操作:「Ctrl」+「B」
*個人設定 → Width:0.1 / Segments:5 - 拡大させた方のモデルに辺を追加する。
・ループカット操作:「Ctrl」+「R」
*個人設定 → Number of Cuts:2 / Factor:0.0 - 配列モディファイアをかけて、作成したモデルを複数作成し横に並べる。
・オブジェクトへの「配列」の適用:「配列」モディファイア
*個人設定 → Count:5 - シンプル変形をかけて、直線状に並んだモデルを円状に並べる。
・オブジェクトへの「シンプル変形」の適用:「シンプル変形」モディファイア
*個人設定 → Bend / Angle: 360 / Axis:Z - この状態のモデルで確定させるため、「配列」モディファイアと「シンプル変形」モディファイアを完全適用する。
・オブジェクトへの「配列」の完全適用:「Apply」
・オブジェクトへの「シンプル変形」の完全適用:「Apply」 - ただこのままの状態のモデルでは扱いにくいため、モデルの中心を変更する。
・オブジェクトの中心をジオメトリーの中心に変更する:
「Ctrl」 + 「RightClick」 >> 「Set Origin」 >> 「Origin to Geometry」 - スナップ機能を使用して、モデル自身を中央に移動させる
・選択中のモデルをカーソル位置に移動させる:
「Shift」+「S」>> 「Selection to Cursor」 - 輪状のモデルを複製する。
・オブジェクトの複製:「Shift」+「D」→ 「RightClick」 - 複製したモデルを選択して、「G」→「Z」で移動させる。
・オブジェクトの移動:「G」→「Z」
*個人設定 → MoveZ:2 - 複製したモデルを選択して、「R」→「Z」で回転させる。
・オブジェクトの回転:「R」→「Z」
*個人設定 → Angle:-30 / Axis: Z - 複製元のモデルおよび複製モデルを選択し、2つとも複製する。
・オブジェクトの複製:「Shift」+「D」→ 「RightClick」 - 複製したモデルを選択して、「G」→「Z」で移動させる。
・オブジェクトの移動:「G」→「Z」
*個人設定 → MoveZ:4 - 複製したモデルを選択して、「S」→「Shift」+「Z」で拡大させる。 「Shift」+「Z」による操作により、「Z」以外、つまり「X」と「Y」を操作する事ができる。
・オブジェクトの拡大:「S」→「Shift」+「Z」
*個人設定 → ScaleXY:1.2 - 最上部のモデルを選択した上で編集モードへ切り替え、最上部のモデルを間抜けにする。
・面の選択(関連する面の全選択):(起点としたい面上で「L」
・面の削除:「Delete」>>「Vertices」 - レンガのモデルとして結合する。
・オブジェクトの結合:「Ctrl」+「J」
ポールのモデル作成
次に、ポールのモデルを作成する。
- 画面上部のメニューから「Add」→「Mesh」→「Cylinder」を選択する。
・オブジェクトの追加:「Shift」+「A」→「Mesh」→「Cylinder」 - 追加したシリンダーモデルの位置と大きさを変更する。
*個人設定 → LocationZ:10 / ScaleXY:0.2 / ScaleZ:10 - ポールの上部にボールをつけるために、「UV Sphere」を追加する。
・オブジェクトの追加:「Shift」+「A」→「Mesh」→「UV Sphere」 - 追加したUV球モデルの位置と大きさを変更する。
*個人設定 → LocationZ:20 / ScaleXYZ:0.5
旗のモデル作成
次に、旗のモデルを作成する。
- 画面上部のメニューから「Add」→「Mesh」→「Plane」を選択する。
・オブジェクトの追加:「Shift」+「A」→「Mesh」→「Plane」 - 追加した平面モデルの位置、角度、大きさを変更する。
*個人設定 → LocationX:2 / LocationZ:17.5 / RotationX:90 / ScaleX:2.0 / ScaleY:1.5 - 平面モデルを選択した状態で、「選択モード」へ切り替え、外側の頂点を辺の中心1つにすることで、四角形の旗を三角形にする。
・頂点のマージ:「Alt」+「M」→ 「At Center」 - 平面モデルに厚さを持たせるため、「ソリッド化」をかける。 (平面モデルは表面しか描写しないため、両面描写するにはソリッド化が必要である。)
・オブジェクトの「ソリッド化」→ 「Solidify」モディファイア