【Python入門】Pythonのhex関数とは?使い方と活用方法を徹底解説(Python 3.11)

Python

はじめに

Pythonには、整数を16進数に変換するための便利な関数としてhex()があります。本記事では、hex()関数の基本的な使い方から、実践的な活用方法まで詳しく解説します。

hex関数とは?

hex()関数は、整数を16進数表記の文字列に変換するPythonの組み込み関数です。例えば、10進数の255を16進数に変換すると0xffという表記になります。

hex関数の基本構文

hex()関数の基本的な構文は以下の通りです。

hex(number)

引数

  • number:変換したい整数(int型)

戻り値

  • 0xが前についた16進数表記の文字列(str型)

hex関数の使用例

例1:整数を16進数に変換

num = 255
hex_value = hex(num)
print(hex_value)  # 出力: 0xff

例2:負の整数を16進数に変換

num = -42
hex_value = hex(num)
print(hex_value)  # 出力: -0x2a

例3:リスト内の数値を16進数に変換

numbers = [10, 20, 30, 255]
hex_numbers = [hex(num) for num in numbers]
print(hex_numbers)  # 出力: ['0xa', '0x14', '0x1e', '0xff']

hex関数の応用例

応用例1:16進数表記のカスタマイズ(0xを除外)

num = 255
hex_value = hex(num)[2:]  # '0x'を除外
print(hex_value)  # 出力: ff

応用例2:大文字表記の16進数に変換

num = 255
hex_value = hex(num).upper()[2:]
print(hex_value)  # 出力: FF

応用例3:16進数を整数に変換(逆変換)

hex_str = "0xff"
int_value = int(hex_str, 16)
print(int_value)  # 出力: 255

まとめ

hex()関数は、整数を16進数表記の文字列に変換するシンプルながら便利な関数です。基本的な使い方だけでなく、応用例を活用することで、より実践的なコードを書くことができます。Python 3.11でも変わらず利用可能なので、ぜひ活用してください!