「unreal」(Unreal Engine Python API)は、Unreal EngineのPythonライブラリです。このAPIを使用することで、Unreal Engineをより簡単にカスタマイズすることができます。Pythonは、様々なプログラミング言語で使用される汎用的なスクリプト言語であり、「unreal」はPythonを使用して構築されています。本記事では、「unreal」を用いたコンテンツ内のアセットを読み込む方法およびレベル上にオブジェクトを表示する方法を紹介します。
# load_asset関数によるコンテンツ内のアセットの読み込み
unreal.load_asset(アセットのパス)
# spawn_actor_from_object関数によるレベル上にオブジェクトの表示
unreal.EditorLevelLibrary.spawn_actor_from_object(オブジェクト, 位置, 回転)
下記の様な内容で悩んでいる/困っている場合に使える方法を参考までにご共有させて頂きます。
・Unreal Engine上で、どの様にPythonを使うの?
・Unreal Engine上のPythonで、どの様にコンテンツ内のアセットの読み込むの?また、どの様にレベル上にオブジェクトを表示するの?
また、「unreal」を使用する上で基礎的な情報は下記の記事で紹介しております。
他の「unreal」のクラスや関数について気になる方はこちらの記事をご覧ください。
目次
unreal.load_asset関数によるコンテンツ内のアセットの読み込み/spawn_actor_from_object関数によるレベル上にオブジェクトの表示
unreal.load_asset関数の基本構文
unreal.load_asset(
name: str,
type: Union[Class, type] = Object.static_class(),
follow_redirectors: bool = True
)
→ Any
unreal.EditorLevelLibrary.spawn_actor_from_object関数の基本構文
unreal.EditorLevelLibrary.spawn_actor_from_object(
object_to_use: unreal.Object,
location: unreal.Vector,
rotation: unreal.Rotator =[0.000000, 0.000000, 0.000000],
transient: bool =False
)
→ Actor
unreal.load_asset関数の使い方/spawn_actor_from_object関数の使い方
import unreal
chair_asset = unreal.load_asset('/Game/StarterContent/Props/SM_Chair.SM_Chair')
location = unreal.Vector(0.0, 0.0, 20.0)
rotation = unreal.Rotator(0, 0, 180.0)
actor = unreal.EditorLevelLibrary.spawn_actor_from_object(chair_asset, location, rotation)
actor.set_actor_label("SM_SampleChair")
まとめ
「unreal」(Unreal Engine Python API)は、Pythonを使ったUnreal Engineの開発に非常に役立ちます。この記事では、コンテンツ内のアセットを読み込む方法およびレベル上にオブジェクトを表示する方法を紹介しました。ぜひ活用してみてください。
関連検索ワード
How to read asset in content browser?
How to import object to level?
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unreal, python, read, import, 読み込み