Pythonのif文は、条件分岐を行うための構文です。条件分岐とは、プログラムがある条件に応じて、処理を分岐することを言います。例えば、もし夜になったら電気をつけるというプログラムを考えてみましょう。この場合、もし条件が真であれば、つまり夜になったら、処理が実行されます。Pythonのif文を使うことで、このような条件分岐を簡単に記述することができます。
下記の様な内容で悩んでいる/困っている場合に使える方法を参考までにご共有させて頂きます。
・Python勉強したいけど、何から始めたらいいの?
・Pythonの場合、どの様にif文を使うのだろうか?
if文の基本構文
Pythonのif文の基本的な構文は以下のようになります。
if 条件:
処理
ここで、条件が真の場合には、処理が実行されます。例えば、次のようなコードを考えてみましょう。
if x > 0:
print("x is positive")
このコードは、もしxが0より大きければ、x is positiveという文字列を出力します。もしxが0以下であれば、何も実行されません。
else文を使った条件分岐
Pythonのif文には、else文を使うことで、条件が偽の場合に実行する処理を指定することができます。
if 条件:
処理1
else:
処理2
ここで、もし条件が真であれば、処理1が実行されます。もし条件が偽であれば、処理2が実行されます。例えば、次のようなコードを考えてみましょう。
x = -5
if x > 0:
print("x is positive")
else:
print("x is not positive")
このコードは、xが0より大きければ、x is positiveという文字列を出力します。もしxが0以下であれば、x is not positiveという文字列を出力します。
elif文を使った条件分岐
Pythonのif文には、elif文を使うことで、複数の条件に応じて処理を分岐することができます。
if 条件1:
処理1
elif 条件2:
処理2
else:
処理3
ここで、もし条件1が真であれば、処理1が実行されます。もし条件1が偽であり、かつ条件2が真であれば、処理2が実行されます。もし条件1も条件2も偽であれば、処理3が実行されます。例えば、次のようなコードを考えてみましょう。
x = 0
if x > 0:
print("x is positive")
elif x == 0:
print("x is zero")
else:
print("x is negative")
このコードは、xが0より大きければ、x is positiveという文字列を出力します。もしxが0であれば、x is zeroという文字列を出力します。もしxが0より小さければ、x is negativeという文字列を出力します。
論理演算子を使った条件式
Pythonのif文では、論理演算子を使って複雑な条件式を記述することができます。論理演算子には、and、or、notがあります。
if 条件1 and 条件2:
処理1
elif 条件3 or 条件4:
処理2
ここで、もし条件1と条件2が両方とも真であれば、処理1が実行されます。もし条件1と条件2のどちらかが偽であれば、処理1は実行されません。もし条件3または条件4が真であれば、処理2が実行されます。例えば、次のようなコードを考えてみましょう。
x = 10
y = 5
if x > 0 and y > 0:
print("both x and y are positive")
elif x > 0 or y > 0:
print("at least one of x and y is positive")
else:
print("neither x nor y is positive")
このコードは、xとyが両方とも0より大きければ、both x and y are positiveという文字列を出力します。もしxとyのどちらかが0より大きければ、at least one of x and y is positiveという文字列を出力します。もしxとyのどちらも0以下であれば、neither x nor y is positiveという文字列を出力します。
まとめ
条件分岐はプログラムにおいて非常に重要な概念であり、Pythonのif文を使いこなすことで、より複雑なプログラムを記述することができるようになります。
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